◇はじめに |
ニューヨーク市では、約74,000のAIDS症例※1が報告されている。これは、同市の人口の1%に達するとともに、全米の約16%が同市に集中していることを意味する。また、全米で22〜44才の50人に1人、ニューヨーク市の職場環境(workplace)では10人に1人以上がHIVに感染しているとされている。
HIV/AIDSは、一つの病気として明らかに医療の対象であるが、残念ながら医療だけで解決できるサイズの課題ではない。ニューヨーク市の状況を想像していただきたい。HIV/AIDSは、医療の問題であると同時に、政治的・経済的・社会的な多方面からのアプローチが不可欠であり、さらには各種コミュニティや個々人の参画を含めた包括的なサポート・システムがなければ到底太刀打ちできるものではない。
私たちは、'94年7月と'95年6月、HIV/AIDSに関与するボランティア関連組織、医療・研究機関、政府機関、企業・労働組合などアメリカ東部の20数カ所を訪問し、HIV/AIDSサポートの『実際』を見聞した。
今回、その一部について連絡先や活動の概要を紹介する。より幅広い観点からのHIV/AIDS理解の一助になれば幸いである。
| 1)男性59,000例、女性15,000例、うち小児1,500例 |
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Since July, 1998   |
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